入浴・入浴剤のこと

重曹+クエン酸=炭酸入浴剤の作り方 炭酸ガスって面白いのつづき

炭酸水素ナトリウム(重曹)とクエン酸で効率よく炭酸ガスを発生させよう!の巻

炭酸ガスは、カルボキシ基1molと炭酸水素ナトリウム1molから1molの炭酸ガスが発生するそうです。

カルボキシ基とはCOOHまたはCO2Hと書かれます。
クエン酸(C6H8O7)は3つのカルボキシ基を持っています。
なので、クエン酸の物質量192.124 g/mol (無水物)のなかに3molのカルボキシ基があります。

一方、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)の物質量は84.007 g/molなので、

クエン酸(192÷3)=64gと炭酸水素ナトリウム84gを反応させた時に1molの炭酸が発生します。
1molの気体の体積は22.4 L/molだそうです。

通常入浴剤は20g~30g(オブクレイの入浴剤は60g)で出来ていますので、
12.8g(クエン酸)+16.8g(炭酸水素ナトリウム)=29.6gの入浴剤をお風呂に入れると、
4.48リットルの炭酸ガスを発生するという計算になります。
ちなみにオブクレイのミネラルスパパウダーを計算すると1.5リットルの炭酸ガスが発生することになりました。

この入浴剤をバスボムのように固める方法は誰か研究してみてくださいね。

そして、発生した炭酸ガスをお湯に溶かし込む方法を考えてみよう!の巻

まずは炭酸ガス、つまり二酸化炭素CO2の特長は?
融点-56.6℃
沸点-78.5℃

融点とは、加熱により固体の物質が液体になるときの温度(固体がとけるときの温度)
沸点とは、加熱により液体の物質が気体になるときの温度(液体が沸騰するときの温度)

一般的に融点は沸点より低いため、常圧では0℃で水は氷になり、100℃で水は蒸発します。
二酸化炭素は融点に達する前に沸点に到達してしまうのです。
したがってドライアイスは、液体にならずそのまま気体となってしまいます。

液体の状態がない二酸化炭素を、液体に閉じ込めるのはやっぱり無理でしょう。
しかも融点は-56.6℃。
そんなお風呂があっても凍っちゃうし・・・。

もうひとつ臨界点(31.1℃、7.4MPa)というものがありました。
7.4メガパスカルってどんな圧力か、まったく分かりませんが、31.1℃は超えられないということは、なんとなく想像ができます。

だから増富ラジウム温泉さんの源泉浴槽は30度にしてあったのかな~?だとしたらちょっとこだわりを感じます。

そもそも通常の圧力では液体にならない二酸化炭素を液体に溶かし込むことは不可能です。
でもなんとなく、水をよく振って、振って、振ってほんの少しだけ二酸化炭素を浮き上がってくる間だけ、水に含ませて炭酸泉を味わうことはできるのかな?

①バスボムを投入する。
②ワッサワッサと、おもいっきりお湯をかき混ぜる。
③できれば30度くらいのお風呂で行う。

そんな感じでしょうか?
お湯で温まるというより、お湯をかき混ぜる作業で温まる感じでしょうかね(~o~)

20131224_2オブクレイの炭酸ガスは投入時の束の間の楽しみです。

by ひらおか

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