温泉・銭湯のこと 関東

青春18きっぷ、ぷらっと塩原温泉郷めぐり

昨年味を占めてしまったので、今年も「青春18きっぷのぷらっと旅」をしてしまいました。
行き先は昨年と同じ那須。

本当は「アメリカが見える温泉」と有名な北川温泉「黒根岩風呂」に入りに行こうと考えていたのですが、台風の高波の影響で入れないかもしれないと急遽変更。

昨年1月にも「硫酸塩華とは(オブクレイ解析)」を書くために行った、奥塩原新湯温泉の噴火口のすぐ下に湧く「寺の湯」に入ってきました。

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pH2.2の強酸性に近い、酸性含硫黄―アルミニウム―硫酸塩温泉という泉質です。
湯の花が栽培できる温泉ということで、やっぱり明礬温泉に似ている泉質でした。
ちょっと熱めでしたがすっごく気持ちいい温泉でした。

塩原温泉郷とは、なんと11箇所の温泉の総称だそうです。
別府温泉でも8箇所なのに負けてしまいました。

 
1.大網温泉(おおあみ)
2.福渡温泉(ふくわた)
3.塩釜温泉
4.塩の湯温泉
5.畑下温泉
6.門前温泉
7.古町温泉
8.中塩原温泉
9.上塩原温泉
10.新湯温泉(あらゆ)
11.元湯温泉
 

この11箇所です。

なので、帰りがけに、ついでに2箇所ほど立ち寄ってきました。
野湯ファンにはたまらない古町温泉の「もみじの湯」、福渡温泉の「岩の湯」です。
「もみじ湯」は少し熱めの湯と、ぬるめのお湯の湯船が二つありました。
僕は当然熱めの湯を独り占め。
入っている間、先輩がお二人と(同じ歳くらいかも?)、お二人のお子さんを連れたお父さんと入っていたのですが、だれも熱い方の湯船には入ってこれませんでした(^^)v

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そして「岩の湯」は最高でした。
毎日入りに来ているという戦争体験者のお父さんと、仙台からお孫さんたちと一緒に遊びに来られたという、定年をちょっと超えられたお父さんと三人でゆっくり楽しんできました。
ここの温泉は湯船の下からも温泉が沸き、上からも滝のように流れているという、すごく贅沢な完全源泉掛け流し温泉でした。しかも温度調節は一切必要が無い42度くらいの僕にはぴったりの温泉でした。
温泉に入っていると、いろんな方の、いろんなお話が聞けて楽しいですね。

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by ひらおか