昨日ご紹介した第6回おふろ学校にはもう一方講師の方がいらっしゃいました。
ふろいこか~プロジェクト世話人の松本康治さんです。
学生時代に風呂なしアパートに下宿されていて銭湯通いが板に付いてしまい、風呂付一戸建てにお住まいの今でも略365日銭湯に通われている、銭湯を愛してやまない銭湯のマニア。
帰ってからブログを拝見させていただき、びっくり。
普段はお堅い出版事業をされていらっしゃるんですね。
さっそく、絶版になってしまった「ぼくが父であるために」をAmazonさんで見つけて購入させて頂きました。
関西人らしいテンポの良い、ウィットに富んだ話し方に引き込まれ、内容も面白いというか考えさせられる部分が沢山ありました。
確かに急激に町の銭湯は減っていると思います。
東京都内も調べてみると昭和43年に2,687軒のピークを迎え、その後は衰退の一途をたどり現在は750軒くらいしか残っていないそうです。
東京銭湯組合さんが銭湯めぐりを企画されていますが、1010?1000湯?は無いそうです。
松本氏曰く、
スーパー銭湯や温泉銭湯などが人気を集める反面、こじんまりとした昔ながらの銭湯は年々激減しています。
しかしそんな中に、銭湯ファンなら感涙モノの激シブ銭湯、タイムスリップが約束される文化遺産的銭湯も少なくありません。
昔は銭湯を取り囲むように町が出来、人々の暮らしは銭湯を中心に営まれていました。
銭湯のおじちゃん、おばちゃんに見守られて子供たちは成長しました。
この日本の大切な文化を守らなければいけない。
文化遺産的価値がある建物を残さなければいけない。
銭湯がある町を残さなければいけない。
そんな思いから、ボランティアで銭湯を応援する活動を続けられているそうです。
感激しました。
今週末は東京の銭湯を巡ってみようかな。
by ひらおか