入浴はいろいろな効用をもっていますが、からだの状態によっては入浴を控えた方がよい時があります。
入浴してはいけないときの例
(1)熱のあるとき
発熱はからだの危険信号。炎症を促進するおそれがあるからです。
(2)急性の疾患
病気の早期、つまり急性期には入浴してはいけません。
(3)心臓病、高度の貧血、最高血圧が180以上の人、発病後1ヵ月以内の脳出血や心筋梗塞。急性の腎炎や急性肝炎の場合。
(4)外傷やヤケドの直後
ただ風邪や腹痛などは、軽度の状態ではかえって入浴が効果的に働く場合もありますから、お医者さまと相談の上決めてください。
「泉中八策」
日本人を支える入浴習慣が、悲しい事故に繋がらないように、お風呂文化伝道師が作りました。
是非、ご参考にしてください。
「泉中八策」一、食事の直後は入浴を控える事。飲酒後は危険!
一、家族にひと声かけてから入浴する事。
一、入浴前後にコップ1杯の水分補給を欠かさない事。
一、足元から徐々にかけ湯をして温度に体を慣らす事。
一、42度以上のあつ湯を避けてぬる湯に浸かる事。
一、首までどっぷり浸からずに半身浴を楽しむ事。
一、浴槽から上がる時は急に立ち上がらない事。
一、冬は脱衣所や浴室を暖める事。