湯郷西温泉さんについて、週末もう一度考えてみました。
気になった温泉はできるだけデータとして温泉分析表の写真を撮ってきます。
こちらが湯郷西温泉さんの温泉分析表です。
どこをどう見ても、やっぱり薄いとしか言いようのない温泉なんですよね。
でも、本当に気持ちが良かったのです。
蒸発残留物0.17g/㎏ということは、200リットルのお風呂にしてみると、34gということになります。
つまり、入浴剤を34g入れた濃度ということです。
うちの入浴剤には20gや30g、オブクレイはあえて60gの使用量で承認を取っていますが、やっぱり30gぐらいでもいいんじゃないの?とも考えちゃいました。
そこで土曜日は30g、日曜日は60gのオブクレイをお風呂にいれて入ってみましたが、やっぱり60gのほうが温まることは間違いないです。
お湯の肌触りは30gのときはph9.3と、60gのときはphが9.5とほぼ同じなので、つるつるした感じは変わりませんが。
そして、もうひとつ言える事は、承認された用法用量を超える表現は行えませんが、逆に少ない量をおすすめすることは何も問題は無いということです。
ゆっくりお風呂に入れる時は60g、ウィークデーなどゆっくりお風呂に入れない時は半分の量でお楽しみ下さい。とも言えます。
こんなご質問をよくいただきます。
従来の商品の使用量が20gでオブクレイは60gということは、オブクレイはたくさん入れないと効かないということ?
ということは従来品のほうが優れているのではないですか?
そうではないのです。オブクレイを20g入れたときは従来品と同じ効果を感じていただけます。
それ以上に、もっと温まってほしいから、もっと喜んでいただけるように、3倍入れても大丈夫なように承認を取りました。
スモーキーフレーバーにこだわるマッサンのように、僕もいちいち変なところにこだわりを持っちゃうんですよね。
by ひらおか