血行が悪くなると体温が低下し、栄養素や酸素の運搬が滞り、さらに老廃物の排出を妨げて、その結果、代謝が低下してしまいます。
血液の流れは、心臓と筋肉の働きと、そして自律神経の働きが関係しているそうです。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、交感神経が血管を縮め、副交感神経が血管を広げるそうです。
そこで、血行を高めるためには、逆もまた真なりで、簡単な手立てとして、「体を温める」と言うことができます。
体を温めてあげると収縮していた血管が拡張し、血液が流れやすくなりますので血行がよくなります。
そして、発展的には副交感神経に刺激を与えるという技をかけます。
副交感神経を優位に働かせる方法は、からだをリラックスさせるということです。
入浴法で言えば、40℃以下のぬるめのお湯に半身浴。
アロマの香りを焚いたり、キャンドルの明かりでお風呂に入る。
そんな入浴法はいかがでしょうか。
ちなみに、シャワーでは副交感神経には刺激を与えられません。
逆に交感神経が活発になってしまします。
朝一番の、起き抜けの熱めのシャワーは、コーヒーを飲むよりも目覚め効果がありますよ。
ゆったり、のんびりバスタイムを楽しむことが大切です。
強制的に血行を促進する方法としてはマッサージ。
温まった体に行うマッサージは効果的です。
マッサージをすることによって筋肉の凝りもほぐれます。
あわせて湯上りのストレッチやヨガは、さらに相乗効果が生まれます。
お風呂に入ることは、まんざら美容やダイエットと無縁ではないような気がしてきました。
つづきは来週!
by ひらおか