僕は一人称に僕を使っています。
僕が好きなんです。居心地がいいんです。
でもこの歳(今年からアラフォー卒業、アラフィフに突入!)で僕を頻発していると、ちょっとおかしいようです。
仕事を一緒にしている周りの特に女性から、ちょっと面白く思われているようです。
でも、「私」を使うと偉そうな感じがしてしまうし、「俺」を使うと威張っている感じがします。
確かに公式的な席で文語文的な、感情を込めない話し方、言葉を選んで話しをするときは、僕もなるべく「私」を使うようにしていますが、まったく心がこもりません。
僕が「僕」を使っている時は、きっと素なんだと思います。
なぜ、そんな事を急に書きたくなったかと言うと、ユーストリームで孫さんが「僕」を頻発するんです。
孫さんの一人称は、割合公の場でも「僕」なんです。すごく共感を覚えます。
「あっ!きっと間違いなく、この人本音でしゃべってる。」って思うんです。
なんか心にグサグサ来るんです。
「僕」を世の中に広めた人は吉田松陰先生だとも言われています。
童心を絶やさないで、目を見開いて新しいものを一生懸命見ている人は、いつまでも「僕」であり続けたい人だと思います。
へんに落ち着いた大人になんかなれなくていいと思います。ダメですか?
これは昨年5月に松下村塾に訪れたときの写真です。
僕とは
もともと僕という漢字は現在でも「下僕」「公僕」などの言葉があるように、身分の下の者に当てられる言葉であり、自分で自分の事を僕と呼ぶ場合は主に謙遜の為に使われていた。(読み方はそれぞれの時代で異なる)
現在では幼少期の男児や、優男風の男性がよく使う一人称として使われる。「俺」よりも緩やかなニュアンスで親しい間柄などで用いられるが、社会に出た場合、目上の人に対するときなどはよりあらたまった「わたくし」、或いは「自分」を用いる。また小さい男児に対しての呼びかけ(二人称)にも使われる。
【僕】と【ボク】【ぼく】では同じ一人称を表す言葉ではあるがそのニュアンスが異なる。一般的な例に漏れず漢字表記の方は硬い印象を持ち、本来の意味である男子の一人称であることが多い。一方【ボク】【ぼく】と書いた場合は、いわゆるボクっ娘の表現、もしくは漢字をあまり用いない幼児の一人称を表していることが多いようである。
(ニコニコ大百科より)
by ひらおか