4年に一度の閏年。
世界中で500万人弱、2月29日生まれの方がいらっしゃるそうですが(どうやって数えたんだろう?)、今日は久々に訪れた誕生日を祝う日なのでしょうか。
今年も早いもので残すところ10ヶ月となってしまいました。
風呂の日企画のお風呂川柳も終わり、次は何をしようかと考えております。
夏休みの企画ものはどうでしょうか。夏休みといえば読書感想文?作文?
僕の一番嫌いだった宿題です。
まず、子供の頃はじっとしていられなくて、本を読むことが大の苦手でした。
そんな僕が、作文コンクールの企画を組むなんて、中学や高校時代の先生が聞かれたら驚いて腰を抜かすぐらいの出来事ですが、ちょっと真剣に考えています。
例えば、小説ヤングビーナスがある風景とかいかがでしょうか。
(例) 題名:明日へのマーチ マー家の人びと 作 努は、同僚の鈴木と憂さを晴らすために一杯引っ掛けてから、家に着いた。 「あなたご飯にする、お風呂にする。」 「風呂に入るよ。」と言いながら洗面に向かう。 脱いだ服を洗濯槽に突っ込む。 プラスチック製の中折れ扉を押す。 一瞬、懐かしい香りが脳裏をかすめる。 銀色のアコーデオンの蓋を、パタパタと開ける。 もう一度、ノスタルジックな香りと、緑色の湯が目に映る。 台所から幸子の声がする。 「今日ね、お友達からすっごく温まって、乾燥肌にもいいからって、入浴剤を貰ったの。」 努は20年前にスリップした。 大学へ通うために上京するまで、努の日出の実家ではこの入浴剤を確かに使っていたのだ。 いかにもレトロな露天風呂の女性が描かれた、壷のような入れ物が目に浮かぶ。 この何とも云えないツルツルとした肌ざわりは、間違いなくヤングビーナスだ。 風呂から上がり、幸子と一緒にネットに向かう。 例の壷入りをクリックした。 また明日も頑張れる気がした。(400文字) |
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by ひらおか