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日本の文化「銭湯」について考える。銭湯検定

お気づきいただけましたでしょうか。
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さまのホームページに銭湯検定なるものがありました。
これはお風呂文化伝道師としては必須科目ではないか、チャレンジしなければ、と思い先ずはテキスト購入。
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テキストとにらめっこしながら4級問題を。
ムズイ(死語?)。フカイ。ワカラン。を連発。
でもすごく面白いネタが満載。
ちなみにこんな感じ。
関東と関西の銭湯とでは、外観ばかりでなく、内装や間取りも異なります。
銭湯の入り口に向かって、「関西は女湯が右、関東は左」という法則がある。
関東では、浴槽が奥の壁際に設けられているのに対し、関西では、浴槽が堂々と中央に鎮座。
これは、関西が、浴槽のお湯をすくって浴びていたことに、由来するのだとか。
そして、脱衣所のカゴの形も異なります。
関東が丸型であるのに対し、関西は四角。
これは、京都を中心に着物を羽織る機会が多い、関西ならではの心配りとか。
さらに、混浴の年齢制限にも、違いが。
関東では、10歳以上の混浴を禁止しているのに対し、関西では、7歳以上。
関西のお子様はおマセさんが多いということでしょうか。
極めつけは、ケロリン桶のサイズ。
関東バージョン〔A型〕は、重さ360g、直径225mm、高さ115mm。一方、関西バージョン(大阪、京都、兵庫あたりのみ)の〔B型〕は、重さ260g、直径210mm、高さ100mmと、ひとまわり小さいのだ。
やっぱり大阪人は始末しいなのか。
ちょっと飲み屋で使えそう?なんてね(^^ゞ
by ひらおか