入浴・入浴剤のこと

肌荒れ あせも オムツかぶれには桃の葉風呂

ちょっと気になり、桃の葉の入浴について調べてみました。
そのまま生の葉っぱを入れられる方もいらっしゃるようですが、まずは桃の葉のエキスを作るといいようです。
入浴に使う桃の葉のエキスは、天日干しした桃の葉を、10~50g(/回)刻んで鍋で10分くらい煮出してできる褐色の液体のことだそうです。
桃の葉を布袋に入れて煮出すと、エキスと一緒に煮だした布袋もお風呂に入れて、最後まで煮汁を使いきれて良いようです。

桃の葉は使う前に流水でしっかり洗い、農薬に注意しましょうとも書いてありました。

桃の葉の成分はタンニン、フェノール、アミノ酸、フラボノイド、ニトリル配糖体を含み、漢方では去風湿(リウマチや筋肉痛、関節痛などの治療薬)・清熱(熱を清す。熱を下げ、体にこもった熱を取り除く)・殺虫作用があるとされ、桃の葉の浴用剤利用としては、夏の蒸し暑い日、汗疹(あせも)やオムツかぶれに困ったらまず桃の葉風呂と言われてきたそうです。

そのため土用の丑の日にはうなぎを食べて、桃の葉のお風呂に入ると良いとされてきました。

桃の葉のお風呂に入っても汗疹に悩まされる時には、是非、薬用入浴剤オブクレイをお試し下さい。
EnRich Mineral(別府温泉精製湯の花エキス)にはミョウバンが含まれていますし、ホウ酸も効果的に働きます。
ただし、桃の葉エキスとの併用はお避け下さい。
温泉成分の鉄分とタンニンが反応してお湯が黒くなってしまうと思います。
東京の黒湯がお好みならちょっといいかも?(^^)

20140304

by ひらおか