ofclayのこと

化粧品原料名:ベントナイト(モンモリロナイト 通称:青粘土)

先週に引き続き別府の泥のお話を!

なんどもこのブログでも紹介してまいりましたが、別府温泉の湯の花栽培に欠かせないモノのひとつに青粘土(モンモリロナイト系)があります。

以前紹介した記事はこちら

モンモリロナイトをwikipediaでは

 
モンモリロン石(モンモリロンせき、montmorillonite、モンモリロナイト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、スメクタイトグループに属する。化学組成は (Na,Ca)0.33(Al,Mg)2Si4O10(OH)2・nH2O、。結晶系は単斜晶系。粘土鉱物の一つ。
名前は、1847年にフランスのヴィエンヌ県にあるモンモリヨンにちなんで命名された。
 

このように紹介しています。

鉱物学的に調べると深くなりすぎますので、そこそこ浅く!
深く知りたい方は日本粘土学会様の資料がいいのではないでしょうか。

【モンモリロナイトの性質】

1.超微粒子・・・粘土は2ミクロン以下の細かい粒子ですが、さらに細かい0.1~1ミクロンです。
2.膨張・・・水を吸収して容積を増します。10倍くらいの水を収集することが出来ます。そのとき水と一緒にタンパク質やその他の有機物を取り込みます。 
3.吸着性・・・粘土はマイナスイオンを帯電しています。プラスイオンを持つ汚れを吸着します。

※ミルフィーユのような多層積層構造になっており、層と層の間に水分と一緒にプラスに帯電している汚れを吸着します。このような青粘土はクレイパック剤としての有用性が高く評価されています。

油脂分を吸着する性質を持つことで古くから知られており、ローマ時代には、羊毛の脱脂などに使われてきたそうです。

お肌ピカピカの秘密、第2の理由はモンモリロナイトのはたらきですね。

20140519

by ひらおか