入浴・入浴剤のこと 左党

お酒とお風呂 「酒風呂の日」

お酒を飲むと顔が赤くなりますよね。(僕のように、そのまま青くなる人もいますが・・。)
これは、血管が拡張して皮膚の毛細血管の血のめぐりが良くなっているサインです。
こんなときは血圧は下がっています。

お風呂に入った時はどうでしょう?
特に熱いお湯に浸かると全身赤くなりますよね。
これも、血液の循環が活発になり、皮膚表面にまで血液が流れているサインです。
やっぱり血圧は下がります。

この両者の合わせ業を、一気に体にかけるわけですから、いいわけがありませんよね。

血液の流れが乱れて気分が悪くなり、脳貧血や心臓発作の危険が高まります。
特に、泥酔している場合は、気を失ったり、溺死することさえもあります。

お酒を飲む前にお風呂は済ませましょう!

もうひとつ、お酒とお風呂の関係から・・・。
酒風呂というのを聞かれたことはありませんか?

先日23日は「酒風呂の日」だったそうです。

「冬至」「春分」「夏至」「秋分」の日が酒風呂の日だそうです。
ちゃんと日本記念日協会さまに認定されているそうです。
日本酒製造の責任者は「杜氏」と呼ばれますが、「冬至」との語呂あわせという説や、
四季の節目に「湯治」として酒風呂に入り健康増進を図りましょうと制定されたそうです。

酒風呂の効用は血行促進と体温上昇。
そしてなんといっても美肌効果だそうです。
「杜氏さんの手が綺麗。」
どこかのCMのフレーズだった気がしますが、麹は美容業界でも注目の的。
メラニン色素の除去や、細胞の活性化や老化防止、育毛効果まであるとも言われているようです。

作り方は簡単、お風呂にお酒を注ぐだけ、量は様々なようですが、五合(900ml)くらいがネットの中では多く見られました。

飲む方が好きな僕には、もったいなく考えられませんけど・・・。

先日お邪魔した月桂冠さまでもこんな入浴剤が直売されていました。

20140930

by ひらおか