入浴・入浴剤のこと

代謝UPを考える「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」

本日ニュースになっていましたが、第28回第一生命サラリーマン川柳コンクールの発表がありました。

第1位が
「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」イソノ家さま。
そして、第2位が
「湧きました 妻よりやさしい 風呂の声」湘南おじんさま、ということでした。
まるでお風呂川柳のようだな~とびっくりしました。

前振りはこんなところで、本題に。
先日、

 
女子大生のみなさん! 美容、美肌をお考えなら、先ず、お風呂でしょ!
ゆっくりバスタブに浸かって、毛穴を開いて、老廃物を洗い流して、血行を促し、潤いを行き渡らせて、基礎代謝を上げないと、素肌美人にはなれませんよ。
 

と適当に、思い当たるコトバを連ねてみましたが、それぞれがどんな意味があり、どんなふうに効果に結びつくのか考えてみようと思いました。

第1回は「代謝UP」です。

一口に代謝とは言いますが、代謝には大別すると「身体を合成する代謝(合成代謝)」と「エネルギーとして使われる代謝(分解代謝)」の2種類あるそうです。

合成代謝(同化作用・アナボリズム)とは。
摂取した食物などを体内で分解して栄養素とし、それを各組織に送って、脳や内臓、皮膚、筋肉、骨、髪などを作る作用のことです。
私たちの身体は約60兆個の細胞からできており、胃腸の細胞は約5日周期、心臓は約22日周期、肌の細胞は約28日周期、筋肉や肝臓などは約2ヶ月間の周期、骨の細胞は約3ヶ月周期、細胞の新陳代謝が正常であれば身体は3ヶ月で新しく生まれ変わっていると言われているそうです。
いわゆる新陳代謝は、合成代謝の1つです。

美容、健康の観点からすると、新陳代謝をより活性化することが大切だと言うことですね。

分解代謝(異化作用・カタボリズム)には、基礎代謝、生活活動代謝、食事誘導性熱産生の3つあるそうです。

基礎代謝とは、呼吸をする、心臓を動かすといった生命を維持するために必要な、最小のエネルギーのことです。1日の消費エネルギーの6割から7割とされています。

生活活動代謝とは、立ったり、座ったり、歩いたり、走ったり、等々日常の生活活動や運動で消費するエネルギーのこと。生活活動代謝量は1日の消費エネルギーの2割から3割とされています。意外に少ないんですね。

食事誘導性熱産生とは、食後に自律神経系を通しておこる熱産生のことを言います。食事として摂取するエネルギー量の約1割はこれで消費されます。なんだか難しい話ですが、つまり食事をすると体が温まることですね。
ちなみに僕はカレーを食べるとすごく汗をかきます。滝のように、それは半端無いくらいに。汗を拭くタオルが絞れます。これって食事誘導性熱産生が高いっていうことかな?

つまり、分解代謝を高めることがダイエットにつながると言うことですね。

20150526

つづく!

新陳代謝と入浴を考える

by ひらおか