入浴・入浴剤のこと 中国

「湯治」を死語にしないために

「湯治」という言葉をご存じでしょうか。
だんだん死語に近づいている言葉のように感じます。
若い人たちはシャワーで済ませて、お風呂に入る事も少なくなっているようですし、温泉に湯治に行くなんてことは今では殆どないのではないでしょうか。

かくいう私も本当の湯治はしたことはありませんが。

「湯治」とは温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行うこととWikipediaにはありますが、昔は農閑期を利用して蓄積した疲労を癒すために、湯治場で自炊をしながら温泉に浸かり静養していました。

温泉と密接にかかわりあう日本人の良き文化だと思います。
この文化を守らなければいけないと思います。

突然この話を持ち出したのは、昨日紹介した湯田温泉はまさに「湯治」という言葉が最初に使われた文書が残る温泉なのです。

室町中期の長禄3年5月22日(1459年)に書かれた、大内家禁制文書の中に湯田温泉入浴に関する記述があります。
これによれば、「夜中に湯田の湯に入ること」が禁じられており、その除外例として「ただし湯治の人ならびに女人同農人等は除く」となっています。
ここでいう湯治の人というのが、病気を治す目的で温泉浴をする人を指した最初の文書を言われています。

こちらは湯田温泉の「温泉舎(ゆのや)」です。
地下500mから1分間に125リットル源泉をくみ上げています。

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