昨日は豪華なホテルやホスピタリティあふれる旅館さんのお風呂に入らせてもらいました。
温泉道7段の無料招待券だとしても、全ての宿で歓迎を受け、快くお風呂を使わせてもらえました。
温泉道の主催者さんと地域の温泉関係者さんの関わり方の良さを改めて感じた次第です。
とりわけ、たかさきの湯の高崎さまの功績は偉大なんだろうなぁ。
さて、今日は湯遍路の基本でもあります、徒歩で湯めぐりをしたいと思います。
ぼくたちの命より大切な「スパポート」の2ページ目には、湯めぐりをする湯遍路さんの定義があります。
湯遍路さんとは、無謀にも表泉家八十八か所を一週間程度の短期間に浴衣姿で歩いて巡る(一部バス利用可:温泉だけに)人をさす。
そうなんです。正式には浴衣姿で徒歩る人を湯遍路さんっていうんですねー。
と、いうわけで今日は電車とバスと徒歩で行ってみまーす。
まずはこちら、祇園温泉。
別府駅からバスで移動してきましたよぉ。
別府八湯温泉道71湯目。朝見川沿いの祇園温泉。
まぁるい小さな湯船がとってもキュートな温泉。
とっても素敵な温泉でした。
祇園温泉を後にして、朝見温泉さんへ。
この辺は少し歩くとすぐにお風呂があります。
こちらが朝見温泉の湯船。
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まさかの貸切状態!朝見温泉。温泉道72湯目でございます。
少し熱めのお湯が朝の眠った体にうれしいお風呂。
気合が入りますね。
この辺りはお風呂が密集した地域なので、どんどんいきます。
続きましては八幡温泉。
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温泉道73湯目、朝見地区の八幡温泉。
小判型の湯船に透き通ったクリアなお湯。
さっぱりしてとても気持ちのいいお風呂でした。
さて、次いきます。
お風呂で「もう上がるんかぇ!?」と驚かれても仕方ありません。
どんどん行きます。
八幡温泉から川沿いに移動して到着したのが蓮田温泉。
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地元の方との語らいが楽しかった蓮田温泉。74湯目です。
最近は温泉道が浸透してきたようで、こちらのお風呂にもよく湯めぐりでお客さんが来るようになったそうです。
「温泉道の人はぜんぜんすらん!」との事。
「すらん!」の「する」とは、からだを石けんなどで洗う事を指します。
確かに何度も何度も石けんで体を洗っていたら、かっさかさになっちゃいますもん。
今度はゆっくり来て、ちゃんと「する」から宜しくお願いします。
てなわけで、次のお風呂に移動!
すぐ近所の東蓮田温泉に。
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温泉道75湯目、東蓮田温泉。
別府八湯温泉道、75湯目は東蓮田温泉。
金気があるのか、少し鉄の匂いがしました。
次いきましょう、次は東町温泉。
このインパクトがあまりにも大きすぎるお風呂、彼の眼にはどう映ったのでしょうか…。
別府八湯温泉道76目!修悦体っぽいフォント!
いろんな張り紙が所狭しと張られた東町温泉。
ちっちゃい湯船がとても可愛らしいお風呂でした。
小さなお風呂にお客さんが複数いると、入るタイミングが難しいんです。
洗い場でうまく時間調整して、入らないと触れ合いタイムになっちゃうんですよね。
その辺はフェイントなしでみんな上手にタイミングを合わせてました。
次はもう少し海の方まで移動して、浜脇温泉へ。
第77湯目、浜脇温泉。
いやー、広いお風呂ですね!
市営の温泉は広くて小ぎれいですね。
広いお風呂って「こんにちわー」「ごゆっくりー」といった挨拶がないんです。
ちっとさみしいなぁ。
でも、深夜までやっているのでユーザビリティはいいのではないでしょうか。
次はお隣、湯都ピア浜脇さん。
第78湯目、湯都ピア浜脇さんのロビー。
温泉道78湯目は湯都ピア浜脇さん。
健康づくりに温泉を利用しよう!がコンセプトでしょうか。
これまでのお風呂とはちょっと違う、ぐーっと健康に寄せた施設作り。
いろんな浴槽が温泉ですからね、なんと贅沢な事でしょう。
さて、本日最後のお風呂は別府駅前のホテルのフジヨシさん。
駅徒歩1分の超便利なアクセス。
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第79湯目、ホテルフジヨシさんのお風呂。
300円でしっかり温泉に入れて駅近く。
新宿でこんなお風呂があったら大混雑しそうな雰囲気です。
さすが湯の町別府ですね。
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別府八湯温泉道、7日目が無事に終了しました。
9湯入って、めでたく9段になりました。
温泉道名人まであと9湯。
もう終わってしまうんだなぁと思うと少し寂しくなってしまいます。
79湯入ってくるうちに、別府の共同浴場のマナーも少しずつわかってきました。
浴槽のふちに腰掛けないとか、タオルも浴槽のふちに置かないとか。
ついついやってしまうのですが、湯船の中で顔をばちゃばちゃとやったり、つるつる具合を確かめるために腕をさすったり。実はこれもマナー違反なお風呂があるんですね。
「こんにちわぁ」と声かけながら浴室に入るのも別府で学び、「さよならぁ」と送り出すのも別府が教えてくれました。
マナーが多くてとても窮屈に思えるかもしれませんが、地元の方が大切に守り続けてきたお風呂の入り方。しっかりと私たち温泉ファンも理解して地元の流儀にあわせたいものです。
ぼくはそういうお風呂が大好きです。