四方山話

桃の葉のお風呂で無病息災

今日は、3月3日 ひな祭り「桃の節句」ですね。
本来は旧暦の3月3日は桃の花が咲く頃にあたることから、「桃の節句」と言われています。
また、桃は中国では仙木や仙果と呼ばれ、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれてきました。
「桃太郎」は桃から生まれた男児が長じて鬼を退治する民話ですが、3月3日の桃の節句は、桃の加護によって女児の健やかな成長を祈る行事ということです。

なので、この桃の節句には古くは桃の花を愛でたり、桃の花を浮かべた酒を飲んだりして楽しみ、桃の葉を入れたお風呂に入って無病息災を願ったそうです。

桃の葉のお風呂は夏場にあせもを退治するのにも効果的だと聞きますね。

ちなみに、桃太郎伝説は各所にあるようですが、本社がある木曽川を挟んだ岐阜県と愛知県にまたがったところにもあります。
愛知県犬山市には桃太郎神社があり、本社がある坂祝町酒倉の地名は鬼を退治した桃太郎が村人たちと酒蔵を開いて祝宴を開いたところとされています。

もう一つおまけに、五節句のうちの3月3日と5月5日と7月7日は同じ曜日になるんだって。へ~!

20140303かつうらビッグひな祭り 2013年撮影:田中

by ひらおか