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塩化物泉で塩飴?

新番組NHK朝の連ドラ「まれ」がスタートしましたが、石川県の奥能登塩田村で、500年前から続けられている、揚げ浜式の塩作りが取り上げられています。
海水から塩を作る作業の大変さがよく分かります。

ちょっと話がそれますが、この揚げ浜式の塩田は、別府温泉の湯の花作りと同じように、国の重要無形民俗文化財に指定されているそうです。

で、話を戻しますが、そんな大変な塩作りが、温泉の塩化物泉から作られる???
そんな記事を目にしたので行って参りました。
「かぐらの湯温泉塩あめ誕生!!」というものです。

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行ってみてびっくり、いくつも山を越え、谷を超え、こんな山奥に集落があるのか?という場所でした。
長野県と静岡県の国境の町で、毎年10月の第4日曜日に静岡と長野の県境をかけて、紅葉の兵越峠で「峠の国盗り綱引き合戦」が行われるところでした。

実際、温泉お入り口や浴室にも飲泉用の源泉が出ていました。
ちょっとだけ硫黄の香りがするしょっぱいお湯で、意外においしくいただきました。

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調べてみるとお湯はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉、成分総量は8,849.6mg/kgだそうです。生理食塩水とほぼ同じなので等張泉と言うことになります。
海水の塩分濃度は3.4%なので34,000mg/kgと言うことになるのでしょうか。
つまり海水に比べると26%しか塩分が含まれていません。
なので、この塩化物泉から塩を取り出すのはきっと大変だろうな。
そんなことを感じました。

もう少し調べてみたら、塩化物泉から本当に塩を作っていることろがありました。
しかも弘法大師が起源で1,200年前から続いているそうです。
江戸時代には藩の統制下で製造されていたそうです。
きっと会津は山の中なので塩は貴重だったでしょうね。
今も会津山塩企業組合様として塩作りが行われているようです。
へぇ~です。
これはもう一度会津に行かなきゃ!です。

すみません、温泉のご紹介が遅くなりました。
今回お邪魔してきた温泉は信州遠山温泉郷 かぐらの湯さんです。
一部、源泉かけ流しとあったので期待していきましたが、残念ながら飲泉用だけでした。
なので、上がり湯は源泉をかぶって出てきましたm(__)m

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河津桜が見頃でとってもいい時にお邪魔できました。

by ひらおか