四方山話

幻の食べるラー油

ようやく順番が回ってきました。
「辛そうで辛くない少し辛いラー油」品薄状態についてのお詫びという告知が2009年10月14日に桃屋さんから出され、その前後からテレビでも何度も取り上げられて、まぼろし化していた商品がようやく我が家にも回ってきました。

DSCN1521.jpg食べるラー油の起こりは石垣島でペンギン食堂を経営されていらっしゃる辺銀ご夫妻が開発された石ラー(石垣島ラー油)の美味しさが評判となり、その後大手の桃屋さんとヱスビーさんの「辛そうで辛くない少し辛いラー油」VS「ぶっかけおかずラー油」といった構図が作り出され、話題沸騰。地域ブランドも相次いで食べるラー油を作り始め、日本全国ラー油まるけ(名古屋べん 標準的には「だらけ)」となったわけですよね。

ヱスビーさんの「ぶっかけおかずラー油」は半年ぐらい前に飲み友達からいただき食べました。その後2度ほど自分でもリピ買いしました。
今回は、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を買い物途中に近くのスーパー(アピタ・ちょっと前までユニー・おばあちゃん的には西川屋)で普通に売っているのを発見し、おもわずGETしてしまいました。

食べるラー油を食べながら、この文化は根付くのだろうかと思いました。
ご飯の友といえば、むかしから瓶モノは佃煮のりか、なめ茸が思い浮かびます。その他にも、鮭フレークやアサリの佃煮、焼き海苔も納豆も、もっといえば生たまごが一番のライバルなのかもしれません。

gohantomo.jpg子どもの頃からご飯の友と言えば、丸美屋さんの「のりたま」「味道楽」、三島食品さんの「ゆかり」、桃屋さんの「ごはんですよ」、ナガノトマトさんの「信州なめ茸」が定番品

そんな競合ひしめき合う中で、ラー油はブームが過ぎた後にはどのようになっていくのか観察するのが楽しみです。
でも、一度は石ラーも食べてみたいですね。

by ひらおか