温シェルジェ講習会のときにもエイミック理事長 小倉様の熱海温泉の講義の中に「温泉番付表」が出てきました。
これは江戸時代に作られた代表的な番図付表です。
wikipediaより
「諸国温泉功能鑑」は江戸時代後期1817年(文化14年)に書かれたものとされています。
この番付表には横綱は無く、それは当時の相撲には横綱の格付けが無かったからだといわれています。
行司 : 大鰐温泉(青森県)・湯の峰温泉(和歌山県)・熱海温泉 (静岡県)
勧進元 : 熊野新宮の湯(和歌山県)
差添 : 沢渡温泉(群馬県)
番付 | 西 | 東 |
大関 | 有馬温泉 | 草津温泉 |
関脇 | 城崎温泉 | 那須湯本温泉 |
小結 | 道後温泉 | 諏訪温泉 |
前頭 | 山中温泉 | 湯河原温泉 |
前頭 | 内牧温泉 | 芦ノ湯温泉(箱根) |
前頭 | 浜脇温泉(別府) | 嶽温泉 |
となっていました。
小倉さんは「熱海温泉は諸国の温泉とは別格なんだ」と自慢げにお話されていらっしゃいましたが、別府温泉はこんな時代からいつも前頭三枚目あたりだったんです。
それが、平成26年になり、約200年の時を経て、ようやく横綱になれたんです。
嬉しいじゃありませんか。
だって別府温泉は、本当に湧出量、源泉数、泉質の数は日本一なんだから、横綱を張らせていただいてもいいと思います。
by ひらおか