温泉・銭湯のこと 関東

映画テルマエロマエ ロケ地を訪ねて 2

テルマエロマエⅡで「指圧の心は母心。押せば命の泉沸く。わっはっはっはっはー!」と浪越徳治郎さんが登場する温泉、露天風呂東の横綱とも呼ばれる、みなかみ町の宝川温泉「汪泉閣」さんにお邪魔してきました。

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なんといっても延べ面積470畳にも及ぶ露天風呂は圧巻でした。
お湯の温度はきっと39度前後と思いますが低く、何時間でもゆっくり入っていられる温泉でした。

でも、僕が気に入ったお湯は、露天ではなく日帰りの内湯のほうでした。
ほとんど人が入ってこられず、源泉がどんどん掛け流されていて、気持ちのいいお湯を味わうことができました。

そして、こちらもテルマエロマエⅡのロケ地となった、温泉ファンなら一度は泊まってみたい温泉宿として有名な、法師温泉「長寿館」さんにもお邪魔してきました。

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昭和50年に創立され今年で40周年目を迎えられる、「日本秘湯を守る会」の初代会長さんのお宿が、ここ長寿館さんなのだそうです。

「秘湯」と言えば、今は憧れの温泉となりましたが、当時は高度成長真っ只中、イケイケドンドンの時代でしたから、秘湯を守るのも大変なご苦労があったようです。

長寿館さんのお湯は、足元湧出と呼ばれる、豊富なお湯が浴槽の底から湧いているのが特長です。
温泉は湧出口から出た瞬間から老化が始まるといわれています。
つまり、お尻の下からブクブクと湧いている温泉が、源泉掛け流し好きにはたまらない、一番新鮮で贅沢な温泉といえるのです。

そして感動したのは、お湯もさることながら、お宿のキレイさです。
ちょうど従業員の方がお掃除をされているところを目撃してしまったのですが、こんなサッシまで毎日掃除するの???と思ったぐらい丁寧にされていました。

こんなお宿なら、なかなか予約が取れない人気のお宿ということですが、本当に一度は泊まってみたいと感じました。

追伸:
お車で向かわれる方はご注意ください。
途中、大分の高崎山もびっくりのサルの群れに出くわしたり、なんとカモシカにも遭遇してしまいました。

自然たっぷりなみなかみ町でした。

by ひらおか