入浴・入浴剤のこと

知っておきたい「気をつけたいこと」 入浴中 入浴後

入浴中

①かけ湯をしてから入りましょう

心臓に遠いところからはじめるのが基本です。お湯に体を慣らしましょう。

 
②半身浴からはじめましょう

一気に水圧をかけずに、ゆっくり入りましょう。

 
③疾患のある方は注意しましょう

42℃以上は避ける:高齢者、高血圧、心臓病、脳卒中の人
全身浴は控え半身浴に:心臓病の人

 
④湯船を出る時はゆっくりと

出湯の際は、血圧の急降下による立ちくらみ、めまいが起こることがあります。
湯船はゆっくりと出るようにこころがけましょう。

 
入浴後

①体をふき取り、安静にしましょう

水滴をふき取ることで、気化熱で体温が奪われることを避けましょう。保温と30分程度の安静は、副交感神経を優位に働かせ、リラックスと休養が促進されます。入浴後の運動は交感神経を高ぶらせるので避けましょう。

 
②水分補給は忘れずに

入浴では数百ミリリットルの水分が失われます。
イオン飲料は脱水を速やかに改善します。

20141118

健康づくりハンドブック 入浴指導介助編より