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湯の峰温泉を起点に熊野古道を歩く

12月の3連休に、巷はクリスマスムードに包まれていましたが、クリスマスとはまったく別世界の熊野古道を歩いていました。
昨年富士登山とあわせて、もう1つやってみたかったことでした。

本宮大社、速玉大社、那智大社の「熊野三山」を巡る全長600kmを超える熊野古道。
2004年に世界遺産に登録されて、海外からも注目を集める観光スポット。

600キロもあっても何処を歩くと良いのかと考えていました。
そうしたらとっても良い方法を見つけてしまったのです。
何度も訪れている大好きな湯の峰温泉を起点として歩ける、約17キロの周遊コースを見つけました。

湯の峰温泉→発心門王子(赤木越) 歩行距離:7.1km 歩行時間:2時間20分 所要時間:約3~4時間

発心門王子→熊野本宮大社    歩行距離:6.9km 歩行時間:2時間30分 所要時間:約3~4時間

熊野本宮大社→湯の峰温泉(大日越)歩行距離:3.4km 歩行時間:1時間10分 所要時間:約2時間

休憩を挟みながら約8時間、熊野本宮大社も寄りながらしっかり歩けるコースとなっています。
思いのほか起伏も激しく、ほとんど登山の様相でした。
今は日が短いので、日没までに帰れるように気をつけてくださいね。

でも疲れて帰ってきて入る湯の峰温泉のお湯は、いつにも増して格別にからだにしみ込む感じがしました。

しかし、17キロ歩いただけでこんなに疲れるなんて、600キロ歩くとどんなことになるのでしょうか?
昔の人は本当に健脚だったんですね。

by ひらおか