オブクレイで高張泉を作ってみた。 200?のお湯に2㎏のオブクレイを溶かしてみた・・・。 なんてことを真剣にやろうかとも思いましたが、もったいないのでやめました。 先日の「泉質名からオブクレイを考えてみた」で温泉基準を満
もっと読むカテゴリー: ofclayのこと
低張泉はふやけやすく、高張泉は湯あたりしやすい
最後に「浸透圧」について書きます。 温泉は各種の塩類が溶けている液体で、「浸透圧」というものを持っています。 人間の身体を作っている細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張液と言いますが、これは8.8gの食塩を1?の水に溶か
もっと読むオブクレイの温浴効果のメカニズム
源泉温度についてはオブクレイは関係ありませんので、飛ばそうかとも思いましたが、違う観点でオブクレイと泉温について書きます。 ご自宅のお風呂で43℃のお湯って熱くないですか? ましてや44℃なんてなかなか入れるものではあり
もっと読む別府温泉は超高温泉98℃
今日は「源泉温度」についてです。 温泉分析書には「泉温」と書かれているところもあります。 源泉温度とは、湧出口(普通は地表)での温泉水の温度のことです。 温泉法では、泉温が25℃以上であれば、含まれている物質の量に関係な
もっと読むオブクレイは概ねpH9.5のアルカリ性泉
昨日「酸性泉は皮膚病に、アルカリ性泉は美人の湯」を書きながら、ふと思ったことがあります。 今までオブクレイについて、お肌にやさしい弱アルカリ性の美人の湯とか、お風呂にもやさしい弱アルカリ性の湯質とか表現してきましたが、あ
もっと読む酸性泉は皮膚病に、アルカリ性泉は美人の湯
次は「pH値」になります。 pHはピーエイチ(英語読み)、またはペーハー(ドイツ語読み)と読みます。 日本では1957年にpHのJISを制定する際に読みがピーエイチと定められています。 水素イオン濃度指数をあらわす値で、
もっと読む泉質名から入浴剤オブクレイを考えてみた 重曹泉
オブクレイの使用量は浴湯200Lに対して60gのご使用制限なので、300㎎/㎏ということになり、療養泉基準には程遠い数値になっています。 これは、厚生労働省の薬事法に定められた浴用剤製造(輸入)承認基準から来ているもので
もっと読む泉質名について見てみましょう!
続いては「泉質名」です。 泉質名は療養泉(治療の目的に供しうる温泉)にだけ与えられます。 鉱泉分析法指針における療養泉の規定と泉質名 泉温の温度が摂氏25度以上で以下物質を含まないもの 単純泉 物質名 含有量 (1k
もっと読む入浴剤とは何かを考える―オブクレイの効能は17項目
入浴剤にも許可範囲内の効能表示が許されています。 入浴剤と一口に言いますが、実は4種類に分けられます。 医薬品、医薬部外品、化粧品、雑貨の4種類です。 医薬品 体に対する作用が緩和とは認められないもの。 医薬部外品に該当
もっと読むまずは泉質別適応症を見てみよう!
まずは「泉質別適応症」についてです。 性懲りも無く、この土日は第10回を数える「新潟酒の陣」に勇んで参戦してきました。 今年で4度目の挑戦でしたが、相変わらず討ち死にしました(-_-;) 帰宅途中に長岡市で評判の寺宝温泉
もっと読むまずは、ココを読もう「温泉分析書」
温泉番付ができるほど日本には数多くの、特長を備えた温泉が存在することを改めて考えさせられました。 その違いは何でしょうか? お宿のホスピタリティ、温泉街の雰囲気、地場産のグルメ、いろいろ評価の対象となるものはあるかと思い
もっと読む天然入浴剤を作り出すスローリアクト製法 (オブクレイ解析)
さぁこれで一旦、最終回とさせていただきたいと思います。 12/10からはじまった「オブクレイ解析シリーズ」。 たかが入浴剤、されど入浴剤をご説明させていただこうと思い、分解しながら深堀りをしてきたら22回も回を重ねていま
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