四方山話 左党

うだつの町で今年最後の鮎

うだつの町並みで有名な美濃市。
「うだつ」とは、生活や地位が良くならない、ぱっとしない時に使われる「うだつが上がらない」という慣用句の「うだつ」です。
昔の家並みで火事の延焼を防ぐために作られた防火壁のことで、うだつを作るにはお金が必要なので、金持ちにしかできず、そこから「うだつが上がる」という言葉ができたそうです。

udatsu.jpg

写真Wikipediaより

また美濃市は、繊細できめ細やかな風合いを持ち、美しく丈夫な、1300年以上の歴史と伝統を誇る、美濃和紙も有名です。

さて、今回はそんな美濃市の観光ヤナに行ってきました。
「美濃観光ヤナ TEL:0575-35-2767 5月上旬から11月初旬期間内無休」
岐阜県には長良川沿線やその支流の板取川の沿線、揖斐川沿線などにたくさんヤナ場がありますが、ここは会社がある坂祝町から一番近くにあるヤナということになります。
11月3日は今年最後の営業日ということでした。

猛暑が続いていた頃は、早く涼しくならないかと思っていましたが、いざ秋やってきて冬の足音が近づくにつれ、過ぎ行く夏を惜しむ気持ちが湧いてきます。勝手なものと思いながら鮎に舌鼓です。

IMG_0179.jpg鮎づくしフルコース
●赤煮一匹 ●酢の物一匹 ●刺身一匹 ●塩焼き二匹
●魚田一匹 ●フライ一匹 ●雑炊 ●香ノ物 ●デザート
七匹以上の鮎をいただけて、今回は3,000円でした。通常は3,300円(税込)です。

by ひらおか